2020年記事一覧
本当に将来を見据えているか
当然ですが私が特定の業種に就く人へ対して否定したり批判する意図はないことを理解したうえで進んでください。
うちの会社で派遣アルバイトをしたい、という学生の志望動機1位は
『社会経験を積みたい』
です。
ほぼ同率の2位は
『お金のため』
です。
今はタイミング的に結婚式やVIP相手の仕事こそ減っていますが、確かにこれらを両獲りできる地域で唯一の会社だと自負しています。
中には掛け持ちアルバイトをしている学生も多くいて、こちらとしてはむしろ推奨しています。
(取引のあるorありそうな同業他社への掛け持ちだけは原則禁止)
こちらの仕事がない時間帯も当然あるわけですし、こちらでは経験できない業務形態もありますし、こちらと違いシフトが決まったローテで回してくれるところもありますし、社会経験とお金という観点では本人にはプラスでしょう。
ですが。
そこに『将来就く仕事』という要素を加えた場合、本人にとって決してプラスとは言えない掛け持ちアルバイトというものがあります。
津山の学生は漏れなく将来就く仕事のために学校に通っている、という隠れた前提で話しますね。
将来なくなる仕事ランキングでお馴染み『コンビニ店員』『スーパー店員』、津山にはないですがウーバーイーツなどの『配達員』、時給のみ高い『パチンコ屋店員』などが挙げられます。
ざっくり言い換えると
誰でも良くて、特定の誰かである必要のない、違いを生み出しにくい仕事
でしょうか。
もちろんそれぞれの仕事を上手くこなすためのスキルや頭の回転などは必要なので一見将来に役立ちそうですが、では
「それ、あなたである必要があるの?」
という質問にはどう答えますか?
ユニクロのレジなどすでに無人で、商品の入ったカゴを置くだけで金額が表示される仕組みです。
が、それすらもう遅いと言われています。
その理由がこれ。
Amazon Go って? ↓↓
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/59491
東京に新しくできた高輪ゲートウェイ駅のローソンはこんな感じです。
どれだけ手慣れたレジ係でもこの料金システムより早く会計できません。
ウーバーイーツで話題の配達員に関しては、誰でも始めやすく隙間時間でお金がもらえるというメリットはあります。
ですがニュースにもなったように事故の危険やその保障もなく、決して時間換算で高いわけでもなく、自分の時間を切り売りするという思考では決して裕福にはなれません。
(裕福の定義はここでは触れませんのでまた機会があれば)
そしてパチンコ屋の店員。
この田舎町でも高時給で長時間働けてなかなかの稼ぎになるようです。
ですがお金以外に何を得られますか?
できるだけスムーズな段取りや次の業務の予測など、それは他の仕事でも得られます。
いずれ機械化も間違いないでしょう。
ここで再び『将来就く仕事』という要素を思い出してもらいます。
卒業してすぐに起業する人は良いです。
それ以外は就活をしていくでしょう。
となると避けられないのが面接。
さきほど挙げたアルバイト、雇用する側から見てどうですか?
本気で将来を見据えていたライバルたちもやっていそうですか?
ひょっとすると時間給に目を向けず社会経験に注力したライバルがいるかもしれない。
ボランティアに精を出し続けたライバルもいるかもしれない。
ボランティアを続けるための資金集めと将来に役立つ職種を見事に紐づけたライバルもいるかもしれない。
そんなライバルがいても自分を選んでもらえそうですか?
わかります。
生活費を稼がないといけないとか、
学費も自分で払っているのだからとか、
色んな理由はあるここと思います。
今生きていけないと将来なんてない、
と言いたい人もいることと思います。
ですが考えてみてほしいのです。
今を大事にすることが反対に将来を曇らせてないですか?
今のために将来を棄ててないですか?
本当に他にやり方はないんですか?
雇う側からすれば、学生生活を将来に役立たせる時間に使っているような若者を求めています。
お金がよかったのでそのアルバイトを選んだ、という学生に対していい印象を持つでしょうか。
学費を払うために頑張り続けた根性は認められても、同じく学費を払うことと将来の仕事に紐づいたアルバイトを両立させたライバルがいたら完全に霞んでしまいます。
就職してから打ち込むからすぐに追い抜いてやる!
と意気込むのもよいですが、きっとそのライバルはペースを落とすことなく走るので逆転は簡単ではありません。
もしかするとさっき挙げたアルバイトでもそこまで気にせず採用してくれる企業や組織があるかもしれません。
ですが大事な学生生活の過ごし方に注意を払わないような、もしくはそういう学生でも雇うしかないような組織は…
仮に就職できたとしても風土としてどうなのでしょう。
企業の人気がないのでそういう学生を雇うしかないのかもしれないし、
単に労働力として入ってもらえたら誰でもよいと考えているのかもしれない。
どちらでもない可能性もありますが、他には何が考えられるでしょう。
せっかくなら雇った側に喜んでもらえるような自分でありたいのでは。
だとしたら回り道などしている時間はありません。
あなたが今進んでいる道は間違いなく将来に続いていますか?
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頭から抜けがちなこと
ビジネスだけでなく日常に於いてもきっと考えていること。
メリット
と
デメリット
がありますよね?
単純に『得』なのか『損』なのか、
『利益』があるのか『損失』を被るのか、
『ポジティブ』なのか『ネガティブ』なのか、
どれにしても何となく意味は似たような範囲に納まります。
※人間のあらゆる行動はすべて自分にとって得があるものだけを無意識に選んでいる『二次利得』(神経言語プログラミングより)という言葉があるのですが、今回は触れませんので興味がある方は調べてください
ところで。
未知の何かをやってみる、始める、挑戦する、検討する、といった際に
《それをやらなかった場合》
のメリットとデメリットも考察していますか?
《それをやった場合》のみの人が多いのではないでしょうか?
やったらどうなる?
得られるものは?
リスクは?
リターンは?
上手くいかない可能性は?
この辺りは必ず考察していることでしょう。
わかりやすい例を。
期日の決まっている支払い、仮に携帯電話。
その払うメリットとデメリット。
日にちの決まっている学校のテストや取りたい資格の試験。
受けるメリットとデメリット。
おそらく『払わない』『受けない』という考えは除外していませんか?
初めから『払わない』『受けない』の大きすぎるデメリットは頭にあるのです。
挙げたのはどちらも《やるしかない》(やらない選択肢がある人もいます)未来ですが。
でも、
特に一日の長があるようなものはやると決まっているのなら先延ばしにする理由はないはず。
早ければ早く取り掛かったほうがいいに決まっています。
ですが
キリがいいから来週から
じゃあ来月の頭から
〇歳になったら
よく言われますが、今日という日は残りの人生で一番若い日です。
それでもあなたは早く取り掛かったほうがよいことを先延ばしにしますか?
派遣事業部を再開いたします
新型コロナウイルスの感染状況も収まりを見せ始めております。
つきましては6/1(月)より派遣業務の停止を解除いたします。
とはいえまだまだ予断を許さない日々が続いており、
当方としても人材の確保が困難な場合も予想されます。
ですが衛生面に最大限の配慮をいたしますので
どうぞよろしくお願いいたします。
代表取締役
石原貴史
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初めての判断
新型コロナウイルスの影響は想定していた以上のものがありました。
まさかこんな春を迎えることになるとは…
しばらく臨時休業することにしました。
いつもなら歓送迎会のシーズンなので学生たちをかき集めて忙しくしているのですが、
新型コロナウイルスの感染防止で大人数の集まりが実質禁止されています。
今後どこまで拡がりをみせるのか怖いところですが、
ワクチンや治療薬の開発に時間がかかるでしょうから
まだまだこの状況は続いていきそうです。
何より恐ろしいのは致死率が高いという点。
もちろん毎年流行のインフルエンザでもたくさんの方が亡くなっているのですが
実態が解明されていないという点で今回のウイルスの方が怖いですよね。
我々の業種は不特定多数の方と近距離で接する機会が多いということ。
誰がウイルスに感染しているのかわからないということ。
移される危険はもちろん移してしまう危険があるということ。
年末年始はもちろん大型連休こそ自分たちの出番だと思い
ずっと走り続けてきましたが
お取引先に迷惑をかけてしまう恐れがありますし
ご両親から大切なお子さんを預かっていることを鑑みると
目先の売上はどうでもよくなりますね。
それでも営業を続けている施設もあって自分たちを頼りにしてくださっているかもしれませんが
今回ばかりは許していただけることでしょう。
生活費を稼がないといけない学生もたくさんいるのですが
命よりもお金を優先してお互い辛い結果になると取り返しがつきません。
家にも桜が咲いていました。
13年前に植えた木も今では7~8mにもなっています。
ここまで成長するのですね。
そして毎年綺麗な花を咲かせてくれています。
このウイルスをきっかけに生活様式が一変しそうです。
サービス業界も自然と変革を迫られるのは間違いありません。
それでも、自分たちサービスマンの仕事に価値を持たせ続けることができるのかどうか
問われるタイミングがやってきたのかもしれません。
あなたなら接客サービスについてどう考えていきますか?
派遣事業部を休業いたします
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、
期間未定でしばらく派遣業を停止させていただきます。
派遣業務の再開は追ってお知らせいたします。
どうかご理解くださいますようお願いいたします。
代表取締役
石原貴史
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むしろこれから
所属している学生たちにも旅立ちの日がやってきました。
今月に入って感染拡大の兆しが見えていた「新型コロナウイルス(仮称)」は
想像していた以上に各所に影響を及ぼしてきていて、
ついにここ岡山でも各イベントの中止の流れが大きくなっています。
ということで大学の卒業式はなんと中止に。
ここまで騒ぎになるとは思っていませんでしたね…
それでも一応はクラス会だけ開催されるということで
何人かの学生たちと大学に行ってきました。
2月から帰省している学生たちもいて
全員で揃うことはできなかったけど
集まれるメンバーだけで卒業を祝ってきました。
しかし晴れてよかったですね!
この時期でもマスクは暑いのに夏になったらどうなるんだろ?
大学での4年間、たくさんの想い出を作ったことでしょう。
特にうちのメンバーはサークルにバイトに友達にと一生懸命な時間を費やしたと思います。
確かに楽しすぎて、ひょっとすると社会人の先輩から
「学生の頃はよかったよ~」
「学生に戻りたいよ」
なんて言葉も耳にしているかもしれません。
そしてそれに共感するくらいの時間を過ごしたかもしれません。
でも敢えて言います。
社会人のほうが何倍も楽しい!
最初は慣れないことで疲れる時間を過ごすかもしれません。
そこで思い出してみてください。
トータルセッティングで働き始めた時のことを。
初めは上手くいかなかったけど
お金を稼ぐには割に合わないと感じたかもだけど
いつの間にか出来るようになってたよね?
誰にでもデビューはある。
すぐに出来たこと、なかなか出来なかったこともある。
それでも結局みんなは何だってできる。
それだけは忘れないで。
こんな風に輝く未来しか待ってない。
…って
みまっぱちゃんも言ってる。笑
あなたは後輩たちにどんな背中を見せたいですか?