誰もが上手くやれるように

京都PHP研究所でのビジネスコーチ養成講座アドバンスコースを修了してきました。


ベーシックコースの受講から1年半、この3ヶ月間もまた濃密な時間になりました。
しばらく使っていなかったスキルを叩き起こしたり新しい知識やスキルを詰め込んだり。


ベーシックでもアドバンスでも共通して苦しんだのが

『わかっている』と『出来る』は決してイコールではない

ということ。

やってすぐ出来ることもあるじゃん!と言われるかもしれませんが、おおよそプロと呼ばれるようになるまでになるには通常7,000~10,000時間が必要だと言われています。
これは一般に学習のステップというもので、

①わからないし出来ない

②わかってるのに出来ない

③わかってて出来る

④わかってなくても出来る

の順番を踏んでいきます。
後はいかにして④までの時間を縮めるか。
もちろん先ほど挙げたようにすぐ出来るようになる人(ちなみにせいぜい③の段階です)もいて個人差がありますが。

 

 

コーチングを使って提供したいのは

わかった、そして出来る!

をいち早く体験してもらうようサポートしていくことです。

 

 

誰もが失敗よりも成功を望んでいますよね?

確かに失敗から学ぶことも多くあります。
自分の業界の先輩たちはこぞって大きな失敗を誇示してきました。

「オレはこんな失敗をしたことがある。それがあって今の自分がいるんだけどな。失敗はするべきだぞ。」
(大抵こんなニュアンス)

が、それが失敗することなく成果が手に入るとしたらどうでしょう?
特にビジネスにおいては失敗が許される状況などありえません。
結果として失敗するのと失敗を経験させようとするのは意味が違います。



人材育成で重要なのは

最初の一歩を成功させてあげること。
成功体験を増やしてあげること。
フォロー体制を整えておくこと。

そして何よりも


その仕事の楽しさ素晴らしさをインストールすること。

 





それでもあなたはまだ失敗も必要だと言いますか?