形から入るということ

去年に続き、接客の授業を担当している学校での式典に参加してきました。
調理師を育成する学校で第21回を迎える調理師の仮認定式です。



西洋料理を担当されていた市内にあるホテルの料理長さんの提案で、

「コック帽を授かり実際に身に着けることで、プロになるのだという想いで背筋を正すようになれば」

との意図で始まったそうです。



よく恰好から入る人がいます。

 

実はこれ、とっても大切なことです。



想像してみてください。

 

 

例えばあなたが憧れていた高級ブランドの服を着る機会がやって来たとします。

 

いつもと同じ振る舞いをしますか?

 

 

 


あたかも~のように

 

さも~であるかのように

 

 

 

もしもあなたがレアル・マドリードのメンバーになったとしたら
(サッカーネタですみません)

グラウンドでの振る舞いはどうなるでしょう?
普段の過ごし方はどう変わるでしょう?



視点を変える。



とても有効な手段です。


この学校で講師を拝命したことにより、自分に「学校の講師」らしい振る舞いがプラスされました。

生徒たちもこの式典によって「プロの調理師」という視点が加わります。

大きく変わる生徒、少し変わる生徒、変わらない生徒、様々でしょう。

ですがきっと彼らの人生に大きな意味を持つと確信しています。

 

 

そんな生徒たちからこんなプレゼントをもらいました。

 



家庭科の授業で作ったみたいですが、自分の時に家庭科の授業があったことを思い出せない…(苦笑)




さて、今のあなたはどんな視点からの景色を望んでいますか?