2022 Miss SAKE Okayama のブランドパートナーに
投稿日:2021.11.17
この度、『2022 Miss SAKE 岡山大会』の開催が決まると共に、
その運営を当社が任されることになりました。
一般社団法人Miss SAKEについては
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社会人になってから飲食関係の仕事が主だったのですが、
結婚式やレストランでの勤務が長かったため、
どちらかと言えば西洋料理に偏って過ごしてきました。
もちろん日本食や日本の文化は好きですし、
父が特にお米好きなので家ではいつも白米と味噌汁が出ますし、
朝は時間がなくても母親の作った味噌汁だけは欠かしませんでした。
20年も結婚式の仕事に関係していると
以前は和食と洋食が半々だった流れも
だんだんと洋食が割合を伸ばすのを体感していましたし
和洋折衷料理も消えていくのを見てきました。
専属で入らせてもらっている岡山市のクロワサンスは
完全にフレンチレストランですのでサービスもそちら寄りです。
でもシェフと打ち上げなどで食べに行くのは日本料理ですね。
何というのでしょうか、西洋料理に携わっていても
ずっと食べてきたお米や味噌汁などを身体が欲する体験をします。
無性にお米が食べたくなったり
味噌汁と漬物が恋しくなったり
サンドイッチよりおにぎりが良かったり
そういった懐かしさが心の中にはずっとあるような気がしています。
今回の話をいただいた時、単に日本酒を広めたいのかと思っていましたが、
日本酒と言ってもまずはお米がないと醸造できませんし、
そのためにはお米を育ててくれる農家さんがいないと成り立ちませんし、
それを流通させてくれる役割の組合がないと不可能ですし、
収穫するためには大きな機械がないと人だけでは無理ですし、
その機械を作るには技術者が必要になってきますし、
技術者だけでなく素材そのものを作る段階だってありますし、
お米を好きで買ってくれる消費者さんがいないと元も子もありません。
※ここでは酒米ではなく食用米を例にしました
Miss SAKEは活動を通して日本の素晴らしい文化を後世に伝えていく役割です。
日本酒はあくまで切り口であって、全てではないと気づかされました。
特に岡山県は日本最古の酒米〝雄町〟の生まれ故郷です。
にも関わらず、県内での日本酒の消費量は少なく、
地酒の愛飲率も他の県に比べてとても低いそうです。
大好きな岡山の特産品がそんなことだと寂しいではありませんか。
40を数える酒蔵が存在していますが、
売れないといつかは消えて行ってしまいます。
自分が全てを救うなど大層な事を言うつもりないのですが、
何かしらの縁で声がかかったこのイベントを
皆さんの力を借りて自分の精一杯以上の成果を挙げたいと考えています。
こうやって岡山を盛り上げることで
農業だけでなくその他の業種にも広がりを見せ
結果として岡山が少しでも盛り上がりを見せてくれれば嬉しいです。
すでに大きなプロジェクトとして動き出しているようで、
今までの自分では会えるわけがないような方々もいて
明らかに自分の器を超えてしまっているなと感じています。
ですがチャレンジをしなければ成長はありません。
未経験の活動に潰されそうなプレッシャーを受けていますが
必ずやり遂げて来年に繋げていきます。
そういえばパンフレットにあったこの文言が支えになっています。
Miss SAKEは、私たちと共に挑戦し、成長していける人を求めております。
完成された人間でないと大きな事をやっていけないという理屈はありません。
あなたは何かに挑戦していますか?