酒蔵訪問手記①(熊屋酒造様)

こんにちは!
2023 Miss SAKE 岡山 準グランプリの柴田京香です。


今回は実行委員会として取材をさせていただきましたので皆様にご報告です。


過日2/12(日)、岡山県内で先駆けて蔵開きをされた熊屋酒造さんに伺いました。
『伊七 新酒まつり』



この日はコロナ明け3年ぶりということで、大勢の地元の方々で賑わっておりました。
後で聞きましたが2,500人ほど来場されたそうです。
熊屋酒造さんは岡山県で2番目に歴史のある、創業300年を超える老舗の酒蔵さんです。
倉敷の伊藤香織市長もおられました。

 

蔵開きでは入口に入ると試飲券が購入でき、種類様々な銘柄の試飲を楽しめました。


フレッシュな新酒がどれも美味しかったです。
地元の飲食店さんが沢山出店しておられて、フードも充実列を成すほどの人気でした。
お食事スペースが広くあるので晴れた空の下、春の風を感じながらゆったりと食べて飲んでお祭りを堪能できるのは良いですよね〜!
その日しか販売していない蔵開き限定酒も買えるのも魅力の1つです。

 

ここで私たちが取材した方々の声を紹介します。

【まずは参加者から】
岡山県で一番早い(新年明けてから)新酒まつりなので沢山の人が心待ちにしている。
倉敷市長も訪れる倉敷で一番古い酒蔵。
久しぶりの開催で楽しかった。


【続いて庵谷社長】
◆PRポイントを教えてください(熊屋酒造さんの主な銘柄は「伊七」「郷内」)
→岡山の酒は全体的に甘い。
でもその中でもコクがあり、食中酒として楽しめるお酒づくりを心掛けている。
◆伊七らしいとは?
→コクがあるけどくどくないを目指す。
刺し身、和食だけでなく洋食にも合う。
スナック菓子ともあうようなものも作っている。
精米度合いによって色々な食べ物とあうような味。
地元のお米を使っているところもこだわりの一つ。


【最後に蔵人さん】
◆仕込みのときの気持ちは?
→つつがなく終わるといいなと思っている。
でも、今年はより美味しいねと言われることを目指して毎年仕込んでいる。
◆蔵開きはどうですか?
普段は蔵にこもりきりで仕事をしているので消費者の顔が見れたり、感想がもらえるのは嬉しい。
県内でも珍しく住み込みで仕込みをしている。
◆期間は半年くらい?
→昔はどこの蔵もそうだった。


以上です。




酒祭りはご家族でいらっしゃっている方も多く、老若男女世代問わず楽しめる地元愛・地酒愛を沢山感じる温かなイベントでした。
当日は茶屋町駅からシャトルバスも出ており、バスでご来場される方も沢山おられました。



酒蔵の近所には由緒ある熊野神社や修験道総本山五流尊瀧院があります。
とてもパワー溢れる地域です。
是非酒蔵へ行かれた際は参拝もおすすめです。

熊屋酒造の庵谷晴男社長と

また次の酒蔵訪問もご期待ください。


※今回は実行委員会より、グランプリの中島咲希さん、ファイナリストの桑田雅代さんが同行してくれました


柴田京香 了