『第41回 全国伝統工芸士大会』懇親会

皆様こんにちは。
2023 Miss SAKE 岡山 中島咲希です。

 



秋が深まり、夜の寒さが強まる11月初旬、岡山県岡山市にある岡山プラザホテルにて開催されました「 KOUGEI EXPO IN OKAYAMA」の懇親会へ、備前焼小町の皆様と共に参加させていただきました。

伝統的工芸品月間国民会議全国大会とは>
経済産業省が伝統的工芸品に対する国民の理解とその一層の普及を目指して、昭和59年から毎年11月を伝統的工芸品月間と定め、全国各地で開催するもので毎年5~10万人の方が来場されます。
伝統的工芸品月間国民会議全国大会は、その中心イベントとして毎年開催地を変えて全国各地で実施されており、令和5年度は岡山県で初めて開催されました。

伝統的工芸品とは>
① 主として日常生活で使われる工芸品
② 製品の持ち味に大きな影響を与える部分は手作り
③ 100年以上前から続く技術または技法によって製造されている
④ 100年以上前から使用されてきた原材料(またはそれと同等のもの)を使用
⑤ ある程度の規模を成す一定の地域で作られている

これら5つの項目を全て満たし、伝統的工芸品産業の振興に関する法律(昭和49年法律第57号)に基づく経済産業大臣の指定を受けた工芸品のことをいいます。
岡山県では現在

#備前焼

#勝山竹細工

の2品目が指定されています。

 

また、岡山県(岡山県知事)が指定する「郷土伝統工芸品」も11品目あります。
#倉敷はりこ

#津山箔合紙

#手織作州絣

#撫川うちわ

#備中和紙

#がま細工

#高田硯

#烏城紬

#虫明焼

#津山ねり天神

#郷原漆器

衆議院議員・逢沢一郎様がご挨拶の中で、「KOUGEI EXPO」を岡山で開くまでの道のりについてお話しくださいました。
そして岡山県の「おかやまの酒による乾杯を推進する条例」により鏡開きと乾杯が行われました。
私も僭越ながら、鏡開きに参加させて頂きました。


会には岡山戦国武将隊の皆様も駆けつけてくださり、岡山の歴史について教えて頂きました。

懇親会には、南は鹿児島、北は岩手まで、全国津々浦々の伝統工芸士の方が参加されており、様々な伝統工芸を担っていらっしゃる職人の方々とお話をさせて頂きました。

日本の伝統工芸は、歴史と文化に深く根ざしており、その技術や美しさは世界中で高く評価されています。
地域に根付く文化として、地域経済に貢献しています。
観光客や購買者が訪れることで、地域への経済的な活性化も期待されます。
職人の高齢化が課題となっているとのことですが、若い職人さんも参加されており、新たな角度から再構築することで、幅広い層にアピールする可能性が広がっていくものと感じました。

伝統工芸を通じて日本の文化や歴史に触れる機会を提供することで、新たな需要を喚起し、伝統工芸の発展を促進することを期待しています。


この度はこのような貴重な機会に参加させていただく機会をいただき誠にありがとうございました。
古くから守り継がれてきた美と伝統の手仕事を未来に受け継ぐために、私もしっかり岡山県の伝統工芸について勉強し、広めていきます!